レモングラス(Lemongrass)

ハーブとして料理に活用したり、精油でアロマを楽しんだりと、さまざまな使い方ができます。
レモンに似た香りがするので、トムヤムクンなどの料理やハーブティーとして広く利用されるほか、胃腸の不調やインフルエンザなどの感染症の予防、発熱、局所の炎症の緩和などを目的にメディカルハーブとしても用いられます。

【概要】

レモングラスはイネ科の多年草です。別名はレモンソウ、レモンガヤです。
香りの主成分はシトラールで、レモンフレーバーを作る際によく使用されます。現在では、東インドレモングラスを中心に、精油が香料原料として石鹸や香水、化粧品、消毒剤などに商業的に加工されたり、アロマテラピーで利用されたりします。また、精油に抗菌性や抗カビ性、防虫効果のあることが認められ、虫よけ製品などが販売されています。

【成分】

シトラール:レモンの香りをもたらす成分で、抗菌作用がある。
ミルセン:抗炎症作用があり、リラックス効果がある。
リモネン:抗酸化作用があり、ストレス軽減に寄与する。

【効能】

抗菌作用:シトラルが豊富に含まれ、細菌や真菌に対して抗菌作用や消臭作用があります。
消化促進:消化器系を刺激し、食欲を促進する。
抗炎症作用:ミルセンの存在により、関節炎や炎症性疾患に対して抗炎症作用が期待される。
ストレス軽減:リモネンがストレスを軽減し、リラックス効果をもたらす。
疲労回復:鎮痛・抗炎症作用と代謝と血行を促進するので、運動後の疲労回復や肩凝り・冷えやむくみにも良いとされます。
集中力向上効果:柑橘系の香りは交感神経を刺激し、交感神経が刺激されると、思考能力や運動能力、集中力が高まります。

【飲み方・使い方】

レモングラスティー
1つのレモングラスを細かく刻んで、お湯で10分ほど煮出す。
蜂蜜やレモンで味を調整して飲む。

料理への利用
カレーやシーフード料理に風味を加えるために使用する。

アロマセラピー
レモングラスのエッセンシャルオイルをディフューザーで使い、リラックス効果を得る。