ハーブとは

3語で「草」を表すヘルバ(herba)が由来。
生活に役立つ香りのある植物を指します。
薬草、香草ともいわれますが葉だけではなく花、種子、実

更には木の幹や根を使用することもあります。 

ハーブの活用の仕方は、茶剤としてのハーブティーが一番メジャーな活用法ではありますがハーブ料理として活用したりハーブクラフト、アロマテラピー、ハーブ蒸留、更にはハーブガーデニングなど生活全体に楽しさをもたらせてくれたりします。

人類ははるか昔から病気や怪我をした際には身の回りの薬草で自らを癒やしてきました。
紀元前400年頃の古代ギリシャの医師ヒポクラテスの時代より植物の有用性に注目され現代に至るまで様々な活用がなされています。
そのためハーブを使うということは先達の叡智を使わせてもらっているといえるでしょう。

健康茶としてのハーブ

近年の健康志向の高まりからQOL(クオリティー・オブ・ライフ/生活の質)を高めた生活を維持したい方々によりライフスタイルを見直す動きがあります。
5大栄養素(糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル)という生きるために必要な栄養素の他に、非栄養素として生命の維持に直接には関わりはないが、廊下を防止してがんや生活習慣病を予防する機能性成分が注目されています。
その2つが食物繊維と植物科学成分(フィトケミカル、ファイトケミカル。以下フィトケミカルと表す)といわれる栄養素です。
この植物科学成分(※1)は、ポリフェノール類やカロテノイドなどという主に植物の色素成分、呈味成分(ていみ)、芳香成分で、その抗酸化作用が注目されています。
ハーブの持つ植物化学成分をメディカルハーブとして日々の健康に役立ててみませんか!? 


※1 フィトケミカル成分とは植物中に存在する化合物。
植物栄養素とも呼ばれる。ポリフェノール類、カロテノイド、含硫化合物などがあります。例えば食品の色素成分  について知るきっかけになったのは緑色の野菜や黄色の濃い野菜はカロテンという色素を含み、体内に入ってビタミンAの働きをするということでした。研究が進むにつれてビタミンAに転換されないリコペンのような成分、苦味(くみ)やアクとして食材から避けられていたポリフェノール類、まだ独特な香りを持つ含硫化合物などが強い抗酸化を持つことがわかって注目を集めています。