モチノキ科の潅木(かんぼく)の葉や枝を乾燥し、粉砕、精製したものに熱湯を加えて飲用します。
活力を与える不思議な木として飲用を始めたことが起源とされていて、ミネラル、鉄分、カルシウムの含有量が高く、ビタミンはAとBを多く含んでいます。
葉緑素も豊富に含むことから、通称「飲むサラダ」と言われています。
【概要】
アーユルヴェーダ薬局方ではマテを心因性の頭痛や疲労、リウマチの痛みに用いています。
カフェインを1~2%含むため、中枢神経系を賦活するとともに利尿効果をもたらします。
マテ茶にはカフェインが多く含まれています。
ビタミンやミネラルなどの栄養素を豊富に含んでおり、疲労回復にも効果的です。
【成分】
●カフェイン: マテにはコーヒーよりも少ない量のカフェインが含まれていますが、エネルギーを高め、覚醒を促進します。
●テオブロミン: カカオにも含まれる成分で、心臓の健康とリラックスを促進します。
●ポリフェノール: 抗酸化物質で、免疫機能をサポートし、炎症を抑制します。
●カルシウム:もっとも多く含まれるお茶です。
●鉄:造血作用を促すため特に女性にはおすすめです。
【効能】
エネルギーと集中力の向上:カフェインとテオブロミンが協力して、エネルギーと注意力を高めます。
抗酸化作: ポリフェノールが細胞を保護し、抗酸化作用を提供します。
消化助長: マテには消化を助ける効果があり、胃腸の健康をサポートします。
免疫機能の向上: 抗酸化物質が免疫機能を向上させ、体を守ります。
血糖値を下げるタンニンが含まれています。
コレステロール改善
虫歯、骨粗しょう症の予防:カルシウムがもっとも多く含まれるお茶です。
【飲み方】
伝統的な方法としてカラビネやマテ茶器具を使用して、葉を煮出して飲みます。
ティーバッグを使って、簡単に淹れることができます。
お好みで甘味を加えてもおいしくいただけます。