ローズマリー(Rosemary)

古代からローズマリーは神秘的な力を持つと信じられ、魔除けや儀式の際に使用されてきました。
「若さを取り戻すハーブ」として、また「記憶力を増強するハーブ」としてしられ、和目のマンネンロウも「永遠の青年」を意味することからつけられたとされています。
その他にも、香料や薬草、料理などにローズマリーが使われることも多く、育てやすさからキッチンハーブの中でも人気のハーブです。

【概要】

ローズマリー(学名: Rosmarinus officinalis)は、地中海地域原産の多年草で、芳香のある葉を持つハーブです。
飲食物や化粧品、アロマテラピーなど、さまざまなシーンや製品に取り入れられています。
粘液溶解作用もありかぜの初期症状で胸に塗るマッサージオイルやクリームも有効です。神経疲労からの回復にも効果があります。
その他、強い抗酸化力と紫外線UV-Aから肌を守る効果のあるカルノシン酸、肌のコラーゲン破壊に改善効果があるウルソール酸など、さまざまな生理活性を示し美容面でも有用な成分が含まれます。

【成分】

ロズマリン酸:ポリフェノールの一種でほかのシソ科植物にも含まれており、美肌の鍵でもある抗酸化作用があることが知られます。
ローズマリー・カンファー:強いシャープな香りで、芳香浴などではリフレッシュ効果が得られます。筋肉痛や神経痛にも効果があり、肝胆汁の産生も促進します。
ローズマリー・シネオール:透明感あるスッキリした香りです。殺菌作用があり空気の浄化に適します。去痰作用、粘液溶解作用、抗カタル作用などもあり呼吸器系に有効です。
ローズマリー・ベルベノン:さわやかでやわらかい香りです。刺激の強いカンファーが少なく細胞再生作用もあって肌に優しいので化粧品にもっとも適します。

【効能】

抗酸化作用:ローズマリン酸やフラボノイドが体内の酸化ストレスと戦い、細胞を守ります。
認知機能向上:ローズマリーの香りは集中力や記憶力を向上させる可能性があります。
抗菌・抗炎症作用:抗菌作用があり、皮膚の炎症を和らげることができます。
血行促進:「ジオスミン」の成分により、血管を強化するとともに血行の流れを良くする働きがあるとされています。
アンチエイジング:カルノシン酸という成分が細胞を守る機能に働きかけ、活性を促す働きがあります。

【飲み方・使い方】

ローズマリーティー
乾燥させたローズマリーを使ってハーブティーを作り、食前に摂ると消化を助けます。

ローズマリーオイル
甘い芳香とほろ苦さの強い香味が、料理ができあがった後も残っています。お料理に使ったり、ベースオイルと混ぜてマッサージオイルとして利用できます。

ローズマリーウォーター
ローズマリーのエッセンシャルオイルを水に溶かしてスプレーにして、部屋をリフレッシュするのに使えます。