10月のオススメハーブをご紹介致します♪
秋の夜長に「ローズヒップティー」
急に涼しくなり、朝晩の気温差や、暑かった夏の疲労がたまりやすいこの時期、疲労回復に最適なビタミンCが豊富に入っているローズヒップティーがおすすめ!
ローズヒップとは、バラの実のことで、バラの花が咲いた後になる果実のことを指します。レモン20個分のビタミンCを含み、ビタミンA、βカロチン、鉄分やカルシウムなども豊富に含まれています。ビタミンCを多く含むことから「ビタミンCの爆弾」と呼ばれることもあるほど!
ローズヒップは酸味が強いというイメージがありますが、あまり酸っぱくないんです!
人気のおすすめブレンドはハイビスカス。実はこのハイビスカス(ローゼル)のクエン酸がより強い酸味の原因。ローズヒップ自体は比較的穏やかな酸味です。酸味が気になるかたは甘味を加えてお召し上がりください。
女性に嬉しい成分をたっぷり含んでいるローズヒップを、一日の終わり、おやすみ前にぜひお召し上がりください。
疲れた夏のお肌にもオススメですよ。
この記事を書いた人 staff M
9月のオススメハーブをご紹介致します♪
「砂糖の50倍!?ダイエットの味方 リコリスパウダー」
リコリスパウダーは、スペインカンゾウ(甘草)というマメ科植物の根を乾燥させて粉末にしたほのかな森の香りのパウダーです。
リコリスの歴史は古く、紀元前500年頃から薬用ハーブとして用いられてきました。
ギリシアの自然科学者テオプラストスは、リコリスの根を喘息や乾いた咳、肺の病に用いたことが記録されています。
現在でもその効能は高く評価されており、漢方でもよく利用されています。
中国では紀元前3世紀頃の「爾雅」に甘草の名が記されています。中国最古の本草書である「神農本草経」は、今でいう副作用を中心に薬を分類し、甘草は副作用の少ない薬に分類されます。
また、有名な中国の医学書「傷寒論」に記されている処方の半分以上に甘草が含まれており、多くの漢方処方のベースに含まれているそうです。
リコリスパウダーは煮出して甘草湯にしたり、粉末を甘味料として使用します。根に含まれる「グリチルリチン」は、砂糖の50倍の甘味があるため、お菓子やソフトドリンクにも使用可能です。
甘味は強く、低カロリーなのでダイエット食品にも利用されることが多いようです。
おすすめのハーブティーの飲み方は、この甘味を生かしてブレンドティーにすること。
それに尽きると思います。
ダイエット中は何かと甘いものは我慢しがちですが、いつものハーブティーにリコリスパウダーをプラスすることで、満足度の高い甘いハーブティーの出来上がり♪
おやつ代わりに飲むのもおすすめです。
私たちが生まれるずっと前からある歴史のあるリコリスパウダーを積極的に体に取り入れていきたいですね。
美味しい食べ物がたくさんある実りの季節に、リコリスパウダー入りブレンドティーで一息入れて健康的な毎日を楽しみましょう。
リコリスパウダーの購入はこちらから
この記事を書いた人 staff I
7月のオススメハーブをご紹介致します♪
インディアンが好んだハーブ、クランベリー
赤い色が特徴的なクランベリー(和名: ツルコケモモ)は、北米の湿原帯を原産とするツツジ科の植物で米国農務省(USDA)においても、ブルーベリー、コンコードグレープと並び北米3大フルーツとして知られています。
ポリフェノールの一種プロアントシアニジンや食物繊維、キナ酸やクエン酸といった植物酸、ビタミンCなど栄養価が高い成分を含むため、赤い色味だけでなく効能を期待して食材にも使われることが多い人気のハーブでもあります。
風味としては酸味があるため、カプセル剤などのサプリメントとして使われることが多いハーブではありましたが実が手に入ったら色々な楽しみ方があります。
使い方としてパンや菓子の風味付け、感謝祭やクリスマスの七面鳥などに使う赤いクランベリーソースとして、また市販でも販売されているドライフルーツとしても使うことができます。
その中でもオススメな楽しみ方は、クランベリーのパウダーを色々な方法で使ってみるのも面白いです。
赤いクランベリーのパウダーを冷やしたヨーグルトの上に振りかける。
白いヨーグルトに鮮やかな赤い色が南国のような気分にさせてくれる気持ちが上がる食べ物になります。
最近ではペットハーブとしてワンちゃんやネコちゃんにクランベリーのパウダーを水で溶かしたものを与えることでも需要があるとのことです。
大事な家族でもあるペットにハーブを使ってみるのもいいかもしれませんね。
この記事を書いた人 staff Y
5月のオススメハーブをご紹介致します♪
ニッポンの和紅茶「さやまかおり紅茶」
5月といえば緑茶の季節。
今年は例年より気温が高い日が続いたため、狭山茶の収穫時期が早まったそうです。
「さやまかおり」は埼玉県狭山市で登録された、香りの良い品種「狭山茶」を使って作られた「和紅茶」です。
狭山茶は、狭山茶作り唄「色は静岡、香りは宇治よ。味は狭山でとどめさす」とあるように、他産地と比べて旨味、苦味、渋みの強い、濃厚なおいしいお茶です。
これは、生産地の狭山丘陵が茶産地としては冷涼であるため、冬の間、茶樹を十分休ませることができる事が影響してます。
これにより、茶葉の厚さが増し、濃厚な味が出るそうです。
この「狭山茶」を和紅茶に加工する事で、苦み渋みは抑えられ、香りの高い風味となっております。
近年、アフタヌーンティーや、タピオカミルクティーなどのブームの影響で、日本国内で紅茶の人気が高まっています。
国内で生産製造される「和紅茶」は、イギリスの品評会に受賞されるなど世界的な評価も得ており、今、世界からこの「和紅茶」が注目を集めています。
弊社で扱っているさやまかおり紅茶も狭山市で製造された「和紅茶」であり、品評会での受賞や、某ホテルに提供など、高い評価を頂いております。
スッキリと爽やかな和紅茶、是非、一度お試しくださいませ。
この記事を書いた人 staff K
4月のオススメハーブをご紹介致します♪
かわいくてミステリアスなハーブ「エルダーフラワー」
エルダーフラワー(和名:セイヨウニワトコ)はヨーロッパではなじみ深く、3ミリくらいの小さな花をたくさん咲かせるとてもかわいいハーブです。
果実から花、樹皮、葉、根とすべての部分に薬効を持ち、西洋では【万能の薬箱】【インフルエンザの特効薬】といわれ民間薬として使われてきました。
紀元前5世紀に医学の祖ヒポクラテスも使用したといわれています。
そんなかわいくて万能なエルダーフラワーですが、実は様々な伝説や迷信が残されている「ミステリアスなハーブ」なんです。
エルダーフラワーの木には精霊が住んでいるとか、魔力を持っている・魔除けの力があるとも言われており、ハーリーポッターに登場する史上最強の杖「ニワトコの杖」は、実はエルダーフラワーの木から作られたという設定なんですよ。
エルダーフラワーのハーブティーは、香りはマスカットのようにフルーティーで味はふんわり甘いような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない方にも飲みやすいクセの少ない味わいです。
また、コーディアルと言われる「花で作るシロップ」もオススメです。
炭酸水などで割って飲むと、甘く爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
フレッシュなエルダーフラワーだけでなく乾燥したエルダーフラワーでも作ることができますので、興味がある方はぜひ調べて作ってみてくださいね。
エルダーフラワーは花が散ったあとに黒い実がなります。
熟した実のことを「エルダーベリー」と呼び、こちらもコーディアルとしても利用できるほか、ジャムや化粧水などを作ることもできます。
そんな魅力たっぷりのエルダーフラワー、よかったらお試しくださいね。
この記事を書いた人 staff I
3月のオススメハーブをご紹介致します♪
花粉症などのアレルギー症状におすすめのネトル
段々と暖かくなり春の訪れは嬉しいですが、花粉症のつらい症状でお悩みの方が多い季節でもあります。
そこでオススメのハーブが「ネトル!」
ネトルはヒスタミンを含んでいるため、ぜんそくなどのアレルギー症状や花粉症による症状緩和にも役立つハーブです。
またカルシウムなどフラボノイド類やカリウム、ケイ素、葉酸、ビタミンC、βカロチン、鉄分と豊富なビタミンやミネラルを含む為、「天然のマルチビタミン」とも呼ばれています。血液を作る・きれいにすることを得意とし、フラボノイドを含んでいるので血液をサラサラにする効果も期待できます。
ネトルの日本名は、西洋刺草(セイヨウイラクサ)。細かいとげがあるのが特徴です。抽出するときれいなコハク色になります。
味は緑茶に似ていて、青いしっかりとした草の香りがします。単品で飲んでも良いのですが、レモングラスやペパーミント、カモミールなどとブレンドすると、飲みやすくなります!
体質改善のためには続けて飲むことがポイント
アレルギー症状を緩和したい、血をきれいにしたい、貧血予防に役立てたい、…と思っている方は、1日2~3杯飲むことを、まずは1カ月続けてみてください。ハーブは薬ではないので、即効性はありませんが飲み続けることで、だんだんと自然のチカラを取り込むことができます。是非ハーブティーを楽しみながらおいしく摂取してみてください。
この記事を書いた人 staff F
2月のオススメハーブをご紹介致します♪
●椿●
「椿」(つばき)は、日本語でツバキ科の植物です。
日本原産の常緑樹で、椿は葉が厚いので「厚葉木(あつばき)」や葉に艶があるので「艶葉木(つやばき)」が、なまってツバキと呼ばれるようになった由来があります。
ツバキは、漢字で「椿」と書きますが春を代表する木という事から日本で作られた漢字で、俳句では春の季語として使われていますね。
椿によく似ている花でサザンカがありますが、見分けがつきますか?
聞いたことはありましたが、違いが判らなかったので調べてみました。
椿(ツバキ)の開花時期は12月~4月
花は大きく、立体的でまるみがある形状が一般的です。花が散る時に、花首からポットリ落ちます。
山茶花(サザンカ)の開花時期は10月~12月
花は椿よりも小さく、一般的に単一咲きの形状が多いです。花が散る時は、花びらがパラパラと落ちます。
近くで見かけたら、椿(ツバキ)や山茶花(サザンカ)を見分けてみてくださいね。
椿油と言ったら、ヘアケアとして使うイメージ。という方も多いと思いますが、椿油には肌に働きかけるアンチエイジング効果がすごいのです。
人間の皮脂に最も多く含まれている「オレイン酸」が豊富に含まれているため、肌への馴染みがスムーズ!
赤ちゃんから、肌の弱いかたにもスキンケア用品として全身のスキンケアにお使いいただけます。
現在ヴィーナースでは、ツバキオイルの優れた効果に着目し、「TSUBAKI OIL」発売に向け取り組んでおります。
3/1よりクラウドファンディングをやりますので、ぜひ応援してください!
https://camp-fire.jp/projects/716467/
この記事を書いた人 staff M
1月のオススメハーブをご紹介致します♪
皆様、新年明けましておめでとうございます。
新しい年が始まり、心機一転のスタートとなる2024年を迎えましたことを心よりお祝い申し上げます。
新しい年を迎え、皆様の健康に役立てられる健康茶、メグスリノキをご紹介したいと思います。
●メグスリノキ茶(目薬の木茶)●
メグスリノキはムクロジ科カエデ属の落葉高木。
漢字では「目薬の木」と書き、目に関する木という事に由来し、樹皮や葉、枝を煎じて洗眼薬としたことからこの名があります。
別名では、「千里眼の木」とも呼ばれる2024年にぜひ飲んでほしいおすすめの健康茶です。
今から450年前の戦国時代、天下統一を果たした豊臣秀吉の軍師として名高い「黒田官兵衛」。
彼の武人、黒田家の家業が目薬の製造でありました。
今回ご紹介している目薬の木を煎じたものを煮詰めて飴状にしたものを目に塗ったり、水に溶いて目を洗う洗眼薬として使われたともいわれています。
民間療法ではありますが、古くより目薬の木が使われてきたという歴史の証でもあるといえるでしょう。
また、歴史好きでは「先を見通す目」を持つ黒田官兵衛はこの目薬の木を使っていたからではないか?といった事に思いを馳せる方もいるかもしれませんね。
西洋医学として薬が入ってきた現代の日本では目薬として使われることは少なくなったでしょうが、このメグスリノキは意外にもお酒を飲む方が気にする部分にも良いということで最近注目を浴びるようにもなりました。
お酒好きの方が気にする健康診断の数値があまり良くない方にも良いかもしれません。
最後に。
新年を迎えるにあたり初詣では皆様はどのような願いをしたでしょうか。
多くの方がお願いする1つ「無病息災(むびょうそくさい)」、病気をしないで健康でありますよう願った言葉でありますが、目薬の木はその一助になるかもしれません。
2024年を迎え、「何かするぞ!よし、やろう!頑張るぞ!」という皆様の心意気を支える健康茶。
メグスリノキを飲んで日々の健康にお役立てください。
この記事を書いた人 staff M
メグスリノキ
味わいはスパイシーで香りは優しい健康茶です。
パソコン仕事の多い方、ゲームやスマホを長い時間操作している方におすすめです!
こちらのハーブのご紹介は、ヴィーナースのハーブ品質管理をしております吉弘が担当させて頂きました。
ハーブスクール・ヴィーナースメディカルハーブLABOではハーブティーの飲み比べ講座などの講座を担当しております。
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