
11月のハーブのオススメをご紹介♪
天高く馬肥ゆる秋、という言葉が感じられるような空が澄み渡って晴れ、馬の食欲が増し、肥えてたくましくなりそうな秋本番の季節になってきました。
今回はいつもと違ってちょっと趣向を変えたハーブのお話をご紹介いたします。
マリーゴールドと死者の日
11月1日、メキシコは死者の日(El Dia de los Muertos)を迎えます。
この日は故人を偲ぶ日として人々は故人のために祭壇を作り、マリーゴールドや故人の好物などを供えます。
骸骨と花という不思議なポップ感と楽しさに満ち溢れた画像を見ることが出来ると思います。
しかしながらなぜマリーゴールドなのでしょうか!?
マリーゴールドは、死者の日を象徴する花。
マリーゴールドの明るい色は故人の魂をこの世に引き寄せ、生者にも希望を与えてくれると信じられています。
また、マリーゴールドは太陽の花として、死者の魂が天国に帰っていくことを表すともいわれています。
確かにマリーゴールドの花を見てみるとお日様を想起させる花でもあります。
死者の日には墓地や家の中にマリーゴールドの花が溢れます。
マリーゴールドの花びらを墓に撒いたり祭壇に飾ったりすることで故人との絆を深め、故人の魂を天国に導きます。
マリーゴールドは、死者の日だけでなく私たちの日常にも生きる喜びや大切な人への想いを伝えてくれる花です。
大切な人を亡くした方や死を身近に感じる方々にマリーゴールドは希望と慰めを与えてくれることでしょう。
マリーゴールドの花言葉は以下のとおりです。
・愛情
・憧れ
・希望
・思いやり
・健康
マリーゴールドの花言葉は、どれも温かい気持ちを表しています。
故人を偲ぶ日である死者の日にはマリーゴールドの花言葉が私たちの心に寄り添ってくれることでしょう。

リメンバー・ミーというディズニーの映画があります。
マリーゴールドが出てくるこの映画の簡単なあらすじをご紹介します。
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。
しかし彼の一族は、ある理由で代々音楽を禁じられていた。
ある日、ミゲルは先祖たちのいる「死者の国」に迷い込む。
そして、そこで会った陽気なガイコツと共に不思議な冒険を経験することになる。
ちょっと見てみたくありませんか!?
マリーゴールドのハーブティーは、女性にオススメのハーブティー。
色味が退色しやすいハーブですが鮮やかな色をしたマリーゴールドは皆様に役立つハーブとしてこれからも親しまれていくことでしょう。

マリーゴールドティー
マリーゴールド(カレンデュラ)は、古代ギリシャやインドで使用されてきた歴史のあるハーブです。
こちらのハーブのご紹介は、ヴィーナースのハーブ品質管理をしております吉弘が担当させて頂きました。
ハーブスクール・ヴィーナースメディカルハーブLABOではハーブティーの飲み比べ講座などの講座を担当しております。
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