季節のおすすめハーブ

かわいくてミステリアスなハーブ「エルダーフラワー」

エルダーフラワー(和名:セイヨウニワトコ)はヨーロッパではなじみ深く、3ミリくらいの小さな花をたくさん咲かせるとてもかわいいハーブです。

果実から花、樹皮、葉、根とすべての部分に薬効を持ち、西洋では【万能の薬箱】【インフルエンザの特効薬】といわれ民間薬として使われてきました。
紀元前5世紀に医学の祖ヒポクラテスも使用したといわれています。

そんなかわいくて万能なエルダーフラワーですが、実は様々な伝説や迷信が残されている「ミステリアスなハーブ」なんです。
エルダーフラワーの木には精霊が住んでいるとか、魔力を持っている・魔除けの力があるとも言われており、ハーリーポッターに登場する史上最強の杖「ニワトコの杖」は、実はエルダーフラワーの木から作られたという設定なんですよ

エルダーフラワーのハーブティーは、香りはマスカットのようにフルーティーで味はふんわり甘いような風味があり、ハーブティーを飲み慣れていない方にも飲みやすいクセの少ない味わいです。

また、コーディアルと言われる「花で作るシロップ」もオススメです。
炭酸水などで割って飲むと、甘く爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
フレッシュなエルダーフラワーだけでなく乾燥したエルダーフラワーでも作ることができますので、興味がある方はぜひ調べて作ってみてくださいね。

エルダーフラワーは花が散ったあとに黒い実がなります。
熟した実のことを「エルダーベリー」と呼び、こちらもコーディアルとしても利用できるほか、ジャムや化粧水などを作ることもできます。

そんな魅力たっぷりのエルダーフラワー、よかったらお試しくださいね。

この記事を書いた人 staff I

花粉症などのアレルギー症状におすすめのネトル

段々と暖かくなり春の訪れは嬉しいですが、花粉症のつらい症状でお悩みの方が多い季節でもあります。
そこでオススメのハーブが「ネトル!」
ネトルはヒスタミンを含んでいるため、ぜんそくなどのアレルギー症状や花粉症による症状緩和にも役立つハーブです。
またカルシウムなどフラボノイド類やカリウム、ケイ素、葉酸、ビタミンC、βカロチン、鉄分と豊富なビタミンやミネラルを含む為、「天然のマルチビタミン」とも呼ばれています。血液を作る・きれいにすることを得意とし、フラボノイドを含んでいるので血液をサラサラにする効果も期待できます。

ネトルの日本名は、西洋刺草(セイヨウイラクサ)。細かいとげがあるのが特徴です。抽出するときれいなコハク色になります。
味は緑茶に似ていて、青いしっかりとした草の香りがします。単品で飲んでも良いのですが、レモングラスやペパーミント、カモミールなどとブレンドすると、飲みやすくなります!

体質改善のためには続けて飲むことがポイント

アレルギー症状を緩和したい、血をきれいにしたい、貧血予防に役立てたい、…と思っている方は、1日2~3杯飲むことを、まずは1カ月続けてみてください。ハーブは薬ではないので、即効性はありませんが飲み続けることで、だんだんと自然のチカラを取り込むことができます。是非ハーブティーを楽しみながらおいしく摂取してみてください。

この記事を書いた人 staff F

●椿●
「椿」(つばき)は、日本語でツバキ科の植物です。
日本原産の常緑樹で、椿は葉が厚いので「厚葉木(あつばき)」や葉に艶があるので「艶葉木(つやばき)」が、なまってツバキと呼ばれるようになった由来があります。
ツバキは、漢字で「椿」と書きますが春を代表する木という事から日本で作られた漢字で、俳句では春の季語として使われていますね。

椿によく似ている花でサザンカがありますが、見分けがつきますか?

聞いたことはありましたが、違いが判らなかったので調べてみました。

椿(ツバキ)の開花時期は12月~4月
花は大きく、立体的でまるみがある形状が一般的です。花が散る時に、花首からポットリ落ちます。

山茶花(サザンカ)の開花時期は10月~12月
花は椿よりも小さく、一般的に単一咲きの形状が多いです。花が散る時は、花びらがパラパラと落ちます。
近くで見かけたら、椿(ツバキ)や山茶花(サザンカ)を見分けてみてくださいね。

椿油と言ったら、ヘアケアとして使うイメージ。という方も多いと思いますが、椿油には肌に働きかけるアンチエイジング効果がすごいのです。
人間の皮脂に最も多く含まれている「オレイン酸」が豊富に含まれているため、肌への馴染みがスムーズ!
赤ちゃんから、肌の弱いかたにもスキンケア用品として全身のスキンケアにお使いいただけます。

現在ヴィーナースでは、ツバキオイルの優れた効果に着目し、「TSUBAKI OIL」発売に向け取り組んでおります。

3/1よりクラウドファンディングをやりますので、ぜひ応援してください!


https://camp-fire.jp/projects/716467/

                           この記事を書いた人 staff M

●メグスリノキ茶(目薬の木茶)●
メグスリノキはムクロジ科カエデ属の落葉高木。
漢字では「目薬の木」と書き、目に関する木という事に由来し、樹皮や葉、枝を煎じて洗眼薬としたことからこの名があります。
別名では、「千里眼の木」とも呼ばれる2024年にぜひ飲んでほしいおすすめの健康茶です。

今から450年前の戦国時代、天下統一を果たした豊臣秀吉の軍師として名高い「黒田官兵衛」。
彼の武人、黒田家の家業が目薬の製造でありました。
今回ご紹介している目薬の木を煎じたものを煮詰めて飴状にしたものを目に塗ったり、水に溶いて目を洗う洗眼薬として使われたともいわれています。
民間療法ではありますが、古くより目薬の木が使われてきたという歴史の証でもあるといえるでしょう。
また、歴史好きでは「先を見通す目」を持つ黒田官兵衛はこの目薬の木を使っていたからではないか?といった事に思いを馳せる方もいるかもしれませんね。

西洋医学として薬が入ってきた現代の日本では目薬として使われることは少なくなったでしょうが、このメグスリノキは意外にもお酒を飲む方が気にする部分にも良いということで最近注目を浴びるようにもなりました。
お酒好きの方が気にする健康診断の数値があまり良くない方にも良いかもしれません。

最後に。
新年を迎えるにあたり初詣では皆様はどのような願いをしたでしょうか。
多くの方がお願いする1つ「無病息災(むびょうそくさい)」、病気をしないで健康でありますよう願った言葉でありますが、目薬の木はその一助になるかもしれません。

2024年を迎え、「何かするぞ!よし、やろう!頑張るぞ!」という皆様の心意気を支える健康茶。
メグスリノキを飲んで日々の健康にお役立てください。

                               この記事を書いた人 staff M

メグスリノキ
味わいはスパイシーで香りは優しい健康茶です。
パソコン仕事の多い方、ゲームやスマホを長い時間操作している方におすすめです!

こちらのハーブのご紹介は、ヴィーナースのハーブ品質管理をしております吉弘が担当させて頂きました。
ハーブスクール・ヴィーナースメディカルハーブLABOではハーブティーの飲み比べ講座などの講座を担当しております。
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